10年前に比べて角膜の傷がある患者が増えている実態
角膜ケア方法
4.自宅でできる角膜ケア
自宅や職場などでの簡単なセルフケアでも角膜ターンオーバー力を高めることができます。
セルフケアのポイント
- (1)涙が乾かないようにする
- (2)涙が出やすいようにする
- (3)涙の油層を守るマイボーム腺のつまりをなくす
セルフケアのやり方
瞬きを多くする
瞬きの回数を多くすることが大切です。特にコンピューターを集中して見ているときには瞬きが減るので注意しましょう。
目のツボを押して疲れをいやしリラックス


図1
目の疲れを感じたときは、疲れ目に効くツボを指で刺激してみましょう。図1のイラストの●で示した場所を、指で2~3秒、気持ちよく感じる強さで押したり離したりを数回繰り返すと、目の疲れが軽減します。
お手製アイマスク
レンジを使って適温のおしぼりを作成し、目を温めることも有効です。
軽いストレッチも有効
仕事中のお手軽ストレッチ、就寝前のストレッチなどが有効です。
入浴
交感神経が優位になっていると、涙が出にくくなります。緊張状態を ほぐして、涙が出やすくなるようにしましょう。リラックスすると自然と瞬きの回数も増えます。